Nr.37   2002.3/21〜30
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▲大雄山線は、貴重な17m旧国の宝庫であったにもかかわらず、西武の旧塗装は見なれていて新鮮味がないだの、戦前モノの旧型車にHゴムを嵌めたカオは嫌いだのと難クセをつけてなかなか足を向けずにいた。
今にして思えば、ようやく重い腰を上げたのは、ちょうど身近なターゲットだった東急3000系が消え失せ、新たなる“ボロ電車”を求めて暗中模索を続けていた時期に当たる。
2回ほど立て続けに足を運んでみたが、果たして、目の当たりにした大雄山線の旧型電車は、古いながらも手入れがよく、うらぶれたところなど微塵もない電車だった。それはそれで感銘を受けたものの、適度な“うらぶれ加減”が足りないあたりが引っかかってか、個人的には真剣に思い入れられぬままになってしまった感がある。
お目にかける写真は、そんな大雄山線でのお気に入りの一枚。ごくありきたりな走り写真ではあるが、当時手に入れて間もない85mmレンズで、ようやく意図通りの素直な“列車写真”が撮れた…という思い出のあるカットなのだった。
伊豆箱根鉄道大雄山線 モハ163他3連 相模沼田−飯田岡  1990.3.21  F-1  85mm  PKR

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