Nr.69   2004.1/27〜2/3
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●四国旅日記 その4


▲土佐電鉄の後免方の郊外区間は、道路の片側に複線の軌道が、併用軌道とも専用軌道ともつかぬ微妙な状態で寄り添う独特の景観が続く。高知市内から魚梁瀬へ行くときに、往復ともレンタカーでわざわざこの区間を走ってみたのだが、後免方面(画面手前側)はよいとしても、逆の場合はときどき進行左手ギリギリに電車が迫ってくるから、ドライバーにとっては中々スリリングである。
ところでこの写真の場所、じつは以前作った路面モジュールのモデルにしたところだったりする。土佐電じたいは今から16年前にも訪れてはいるものの、郊外区間は“乗り潰し”で通りがかったのみなので、実物にまじまじと対峙するのは初めてだったのだ。
私の印象に残る、昔の“鉄道ジャーナル”に載っていた写真と比べると、土に埋もれ草生した風情だった軌道もバラスのきちんと入った立派なものになり、背後に新しい建物も増えるなど相応の変化はあるが、シンボリックな軌道脇の土蔵は健在であった。

土佐電気鉄道 602 舟戸-北浦 2003.12.29 M6  50mm  PKR

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