Nr.83   2006.2/10〜2006.3/18
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先日、KMCの合宿で久々に大井川鐵道を訪れた(blog参照)のだが、復路の一部を仲間のクルマに便乗させてもらって本線の駅めぐりをすることができ、おかげで今まで列車の車窓ごしに見るだけだった地名駅外れの“トンネルもどき”も、初めて間近に観察する機会に恵まれた。
いかにもトマソンなこの構造物は、むかしこの上を通っていた『川根電力索道』の落下物防止用シェッドというのが本来の役割だった。現物の脇には、最近立てられたとおぼしき“日本一短いトンネル”と謳われた説明板が立てられているのだが、厳密にはトンネルというべきかどうか微妙な代物。そもそも、仮にトンネルであるとしても、公称11mということは実際に鉄道用で一番短い吾妻線の樽沢隧道(7.2m)よりは長いのだから、説明板の記述には少々首をひねらざるを得ない。
それはともかくこのトンネルもどき、ごらんのように断面が線路に対して斜めになっているのが大きな特徴である。今はなき索道が線路に対して斜めに横切っていたことを雄弁に物語ると同時に、見る角度によってガラリと表情が変わるあたりがなんとも面白い。

大井川鐵道 地名 2006.2.5 R1

 

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