Nr.88   2007.3/12〜11/7
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今月限りで終焉を迎える鹿島鉄道。
しかし鉄道の廃止もさることながら、それを前にして保存機のDD901がいともあっさりと解体の憂き目に遭ってしまったのは、ブログでも述べた通り個人的にはひじょうにショッキングな出来事だった。
今回のトップは、そのもっともお気に入りの写真たちをお目にかけることで、DD901への餞としたい。

このときは、今まで庫の中でしか対面できなかった同機を初めて陽光の下で拝んだというばかりでなく、当時友人から借りっぱなしだったローライ35Sで初めてポジでの撮影に挑んだという意味でも思い出深い。それまではもっぱらISO400のネガフィルムを用い、なるべく絞り込むことで目測式のピント合わせに対処していたが、実効感度40のPKRともなると露出が稼げない分ピントもシビアになる。それゆえ、上のカマの全体像のように無限遠に近いケースはさておき、右のカウンターウェイトのアップなぞは歩測で距離を測りながらのおっかなびっくりの撮影だった。しかし、現像が上がったときには、そのカラー再現の素晴らしさに撮影の苦労も吹き飛び、その後しばらくはポジ撮りにもしょっちゅうローライを引っ張り出したことが思い出される。

なお、今回のサイト更新は、楽屋ウラ的なネタではあるが手許のカメラの話をアップデートした。自分のカメラ趣味のターニング・ポイントにもなった、ローライ35とのなれそめにも触れているので、ご笑覧いただければ幸い。

(3点とも)鹿島鉄道 DD901 石岡 1991.6.16 R35S PKR

 

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