作業部表紙へもどる
2005年 (1月20日〜6月13日)

過去ログ目次へもどる


★2005年6月13日 重要なのかも知れないお知らせ

弊サイト開業以来、表紙と並んでもっとも更新頻度の高い(これでもorz)コンテンツとして続いてまいりました
この『作業部日誌』ですが、唐突ながら本日をもちまして更新を終了させて頂きます。
長らくのご愛顧、ありがとうございました<(_ _)>
  ・
  ・
  ・
  ・
…といいますか、ウチも世間様の流れに抗しきれず?ついにblogを開設することに致しまして。
その名も『作業部日誌・新』(何のヒネリもない名前…)、設置場所はこちらです。

一応、ネスケ4.xで開いても本文が全部 の羅列になったりせず、文章と添付画像の最低限の確認は可能…という以外は
これといって特徴もなく、内容も今までと特に変わりはないとは思われますが、
引き続きご高覧の程、よろしくお願い致します<(_ _)>


★2004年5月6日 滝越の2階建できました。

3・4日とこれのために木曽へ行ってまいりました。
で、“滝越”のストラクチャーも(出発前日に!)やっとこさカタチになりまして…


とはいえ、雨トイや細かいアクセサリは未装着なんで厳密には未完成…なのがなんともつらい(--;)ところですが、
今回の木曽行きの際、思いがけず実物の前で記念撮影もできたし、なにより滝越モジュールの一部として
無事お披露目できましたので、とりあえず肩の荷が降りた気分であります(^^;)
製作記らしきものはいずれどこかでお目にかけたいと思います。気長に?お待ちを…


ご本尊とともに(^^;)  '05.5.3


無事カタチになったKMCの『滝越停車場』モジュール。森林鉄道フェスティバル会場(王滝村公民館)にて。'05.5.4


★2005年4月18日

表紙でもお目にかけました通り、木曽へ行ってきました。
でも、本当の目的はこれ↓です。

KMCで、メンバー共同で木曽の『滝越停車場』のモジュールを作っているのですが、イロイロわからんこともあって
メンバー4人程で連れ立って再取材を敢行、ついでに村の関係者の方にご挨拶etc.も、と。
お披露目予定の森林鉄道フェスティバルまであと2週間ちょっと。私は上写真の右に写っているストラクチャー
(氷ヶ瀬林道事業所滝越合宿所という長ったらしい正式名称アリ)担当なんですが、
こんなデカいおうちを自作するのは久しぶりで迷い・とまどいだらけの日々です。果たして無事完成すんのやろか…(^^;)

ところで、コッペルはどうなったんだ?という声が聞こえてきそうですが…
あと数日したらここではないどこかに現れます。たぶん。


★2005年2月25日/イモン 沼尻コッペルのキット製作メモ(3)

またまた間が空きましたが、いよいよ終盤。足廻りの仕上げです。

●ロッド/動輪の組付け


ロッド類の組み付けには、キット付属の六角レンチを使います。
寸法は2種類ありますが、φ1.6(大)が第一動輪のクランクピン用、
φ1.3(小)がバルブギア(片側でモーションプレートとリターンクランクの2箇所)用です。
使用時はこのようにピンバイスにくわえて…


さて、いよいよ足廻りのヤマ場、ロッドの組み付けです。
塗装を済ませたフレームに、第一・第三動輪(とりあえずこの工程では中間動輪・中間ギアの組み込みは不要)
極性に注意しながら組み込んだのち、以下の順序で進めます。

(1)第一動輪にサイドロッドを介してクランクピン(部品No 8-7)をネジ込み締め付ける。
(2)第三動輪に     〃     クランクピン( 〃 8-8)を手回しで軽くネジ込んでおく。
(3)  〃  のクランクピンに、メインロッドのビッグエンドを挿し込む。
(4)そのあとに、リターンクランクをハンダ付け(↑写真)

ここでのキモは、(2)〜(4)の順番を間違えないことです。
そして、

(5)リターンクランクを指先で時計方向に回してゆくことによって、第三動輪のクランクピンをしっかりと締め付ける。
(6)動輪を回して、第三動輪のクランクピンが動輪の真下にくるように調整。

そうすると、サイドロッドが真下のときに概ね真っ直ぐに立っているべき(※じつは蒸機の構造にウトかったりするので
確かなことはいえないんですが…軽便用コッペルの場合、だいたい後方に向かって若干傾いてますね) リターンクランクが、
デタラメな向きになってしまっているはずですので、

(7)リターンクランクに再度コテを当て、ハンダが溶けた隙にクランク位置を正しく調整。
 

…ここまできたらひと段落(^^;)。
サイド/メインロッドのついた動輪を一旦フレームから外します。

その間、忘れないうちに集電ブラシを組み込みます。
ブッシュとピンを一体で予めフレームの孔に挿し込んでおき、基盤はフレーム上側後部から挿入。
バネがピンの裏にしっかり当たるのを確認して基盤をビス留めします。

そして動輪を、シリンダブロックにピストンロッドと弁心棒を挿し込みつつフレームに再組込み。
シリンダブロックをビス固定したのち、ラジアスロッド+加減リンクをモーションプレートに、
エキセントリックロッドをリターンクランクにそれぞれφ1.3六角ボルトで留めます。


↑ロッド類の組み付けが終了すると、こんな感じになるはずです。

次に控えているのは、ギアの組み込み…そう、このカマは基本的にはギア連動で
全軸を駆動する前提のため、サイドロッドの孔もバカ穴になっていますので、
ギアを入れないことにはまともに走りません。

しかし、ロッドの位相を合わせつつギアを組み込むのが、なかなか説明しにくいんですけどコツがいる作業で…

とりあえず単純に組込順序を示すと以下の通り。
 
(1)or(5) (2)or(4) (3) (4)or(2) (5)or(1) (6) (7)
第一動輪 アイドラー 中間動輪 アイドラー 第三動輪 ウォームホイール ウォーム(モーター)

中間動輪及び3つ目の動輪を入れる際には、ギアの噛み合せをひとやまひとやま確認しながら
ピンの位相が合うポイントを探り当てて挿入します。

そして、(1)〜(6)を入れ終わった時点で、動輪押さえ板をビス留めしてしまい、
手回しでスムーズに回るかどうかを確認。明らかな引っ掛かりがあるようならフタを外してあわてず位置決めをやり直します。
ムリするとロッドがグニャリと曲がったりすることもありますので注意!

OKなら、モーターを装着、ウォームの噛み合せをうまく調整し、配線をして、試運転です。
 


【おまけ】今回ドッキリしたこと…組付けのときにクロスヘッドをスライドバーに通したら、
裏板がハンダが甘かったらしくポロリと…(~o~;) 心を落ち着けてハンダ付しなおしました(^^;)
 

●DCC化の場合のモーター配線

私の場合、9mmナローの新製機は問答無用でデコーダーを搭載することにしているので
その場合の配線がどうなるかを触れておきます。

ここで経験豊富な方なら「?」となるかもしれません。
デコーダのコード色はが“+”なのですが、この図だと『右側+前進/左側絶縁』の原則と逆ですね。
要は、ウォームの巻き方向の関係でこうなってしまってるんです(^^;)。
(アナログの場合でも、絶縁側のコードをモーターの+側端子に繋ぐ指定になっています。かつての
乗工社製完成品コッペルも同様)

裏を返せば、モーターを別のものに換装したりして、装着するウォームも逆巻きのものを使うような場合は
赤〜橙→+となりますのでご注意を。
 

…大体の概略はこれで話終えたつもり、ですが
さらに続く…かも?


★2005年2月15日/イモン 沼尻コッペルのキット製作メモ(2)

半月あまり時間が空いてしまいましたが(^^;)、コッペルの製作は地道に進んでおります。
今回は上回りを中心に…

●ボイラー廻り


ボイラーはプレス製を丸めたオーソドックスなもの。
まず下側を突き合せてハンダ付しますが、突合せ部が微妙にズレていて(0.3mmくらい?)ちょっと修正に手間取りました。
さらに、上・下廻り固定用の雌ネジが切られた当て板を内側にハンダ付するのですが、
これは前側のボイラ本体と雌ネジの孔のセンターを合わせることが肝要。
逆にそこさえキチンと合っていれば、後方は若干ズレていても支障はありません。


ボイラーにはスチームドーム・砂箱・そして煙突をまず取り付けます。
砂箱にはφ0.3で砂撒管をつけますが、砂箱本体側の孔は予めφ0.3〜0.4のキリで貫通させておいた方が固定が確実になります。
その他のパイピングは、キャブ側にも固定孔がある関係上、キャブとボイラーを固定してから行ないます。
 


煙突は、毛色を変えたくてキット付属のものは使わず、鞆鉄道風の“ラッキョ型”をこさえてみました。
エジキは手許にたまたまストックがあった乗工社の“西大寺型”煙突(写真奥)で、
これをドリルレースして手前のように仕上げました。キャップ部分はφ2.4×2.6のパイプ輪切りをあとから別付けしています。
なお、ドリルレースは、多少のフレを厭わなければ、写真のごとくモーターピンバイス
(私の場合はマッハのグリップ付)でも充分実用になります。
 

●キャブ


キャブの組立に入ります。
単なる板切れ4枚ではなく、曲げ済のパーツの組合せとなるため、こんな保持方法でも
そこそこ直角が出せるのは有り難いところ (じつはいまだにイモ付が苦手で…^^;)。


屋根のヘリの下に付く帯材が、リベット表現されたエッチング抜の別パーツとなっています。
これは写真のごとく屋根板を先にハンダ付してしまってから付ける方が位置決めがラクです。
なお、帯材はキャブの巾/全長に対してキモチ長めになっていますので、妻板両方(or側面両方)を
まとめて付けてから、キャブ巾(orキャブ全長)に合わせて巾を詰め、残り2ヶ所を付けるのがよいでしょう。
 

●ウェイトには気をつけろ

単純なことながら注意が必要なのは、キャブとボイラーの固定、そしてウェイトの装着でしょう。
ボイラーの後方内側に、センターにネジの切られた内径ピッタリの挽物パーツをハンダ付し、
さらにキャブ前妻とビスで固定するのですが、いざビス留めしようにも、ドライバーがまっすぐ入りません(T_T)
そのため、ビスの締め付けは指先や先細のヤットコも併用してだましだまし行ない、
正面から眺めてキャブと煙突/ドームの垂直がきちんと合うよう位置合わせをしたら、
前妻板とボイラーの付根のところにハンダを流してガッチリ固定してしまうが吉です。

ボイラー内のウェイトは、煙室扉を付ける前に挿入するのを忘れずに!
位置は重量配分からいってボイラー前側に寄せて固定するのが良いでしょう。接着はエポキシ推奨。
ドームの裏側の足の突き出しに引っ掛かって接着剤ナシでもうまく固定される場合もありますが、その辺はケースバイケースで。
サイドタンクのウェイトは、水タンク蓋の突出しを逃げた欠取りがついていますので、キャブとボイラの組付け後でも
キャブ内から挿入できる構造にはなっています。ただし、タンク上面手スリの足の突出しを
予めカットしておかないと引っ掛かって奥に入りませんのでご注意。


 

●上廻り・下廻りを組合せるとき

パイピングを完了し、下回りと仮組みしてみた状態です(相変わらずハンダ跡が汚い…orz)

・煙室およびスチームドームからシリンダに到るパイプは、上廻り・下廻りを組み合わせたときに
シリンダブロック側のダボに隙間なく、かつ位置も合うよう調整する必要があります。
特に煙室からのパイプは長さも詰める必要がありますので、上下の合いを何度も見ながら徐々に擦り合せてゆくことが肝要です。
・他の配管は、先にも述べた通り、キャブ側にも挿し込み用の孔があるため、位置決めは比較的容易かと思います。
・砂撒管の片側2本あるうちの前側は、モーションプレートの前に垂れ下がるかたちとなりますが
上下を組み合わせた際、非絶縁側(写真の反対側)の車輪に砂撒管が接触しないように
充分注意しましょう(さもないとショートします!)。
 

…このキットの話はまだまだ続きます。
次回はロッド廻りの組付けを中心にお届けの予定。
 


★2005年1月25日/イモン 沼尻コッペルのキット製作メモ(1)

みなさまこんばんは。
ワールド8100が完成したばかりですが、勢いに乗ってこんどはモデルス イモンの沼尻コッペルに手を付けてしまいました。
乗工社時代の頸城2号機に端を発するハイグレード軽便蒸機のシリーズでは、BLW以外で初のキット化です。
しかし、今まで“完成品しか出されなかった”というのには相応にワケもありそうだし…?
つうことで期待と不安半々状態でキットの部品をブチマケて組立を開始したのでした。
気がついた点を折にふれて書き散らしてみようと思います。

●原型と現役
このキットは“原型”と“現役”の2つの仕様があります。
その違いは“原型”に対して“現役”にはスノープロウとオワン形の小さなヘッドライトがついていて、
かつキャブの扉が閉まった状態で再現されていること。
私はスノープロウ欲しさに現役を選びましたが、キャブはどっちかというと原型の開放状態の方がよかったかなあ…と
買ってからちょっと後悔。でもまあそれはどうでもいいとして(w

●癒される部品と萎えるトリセツ
帰ってきて、箱の中身を早速タッパーにぶちまけたところで、ついつい頬が緩みます。
なにしろワールドものを組んだ直後ですから、こういうフレームがカッチリした厚板のプレス抜で
動輪も自在に付け外しできる構造になっている…というだけでウレシくなってしまうのです。
鉄道模型は走ってナンボ、走るってことは耐久性とメンテナンス性も重要なのであって、それが考えられてない製品なんざ(ry

いっぽう、トリセツをなにげに見てみますと、何の衒いもなく上級者向けとか書かれてやがります。
オ、オレって上級者なのか?い、いいのか?(゜◇゜=) (=゜◇゜)…と思わず周囲を見まわしてしまうではないか(^^;)。
さらには、むかし乗工社のカタログで“ACCで組むキット”と“ハンダ付で組むキット”が露骨に色分けされているのに畏れをなして、
当時憧れだったコッペル(キャラメル時代の旧製品)につい手を出しそびれてしまった…というトラウマもよみがえるのでありまして(^^;

しかし、キットの中身をよく見てみると、個人的にもっとも不安だったバルブギア廻りはほとんど組立済みとなっていました。
これなら、思ったよりラクにカタチにできるかもしれません(^^)

で、トリセツに話は戻りますが、バクハツ図のおかげで何がどこにつくのかということはまあまあわかります。
あと、それなりに補足のテキストがあるところも、側面図とバクハツ図だけが当たり前だった
乗工社時代にくらべればマシです。それでも、組立順序に迷う部分が若干ありますし
図の描線をはじめ、全体的にザツというか、センスに欠ける印象があります。モノはいいだけに惜しい。

まあ、このテの模型では、トリセツがわかりづらいとかそもそもマトモなトリセツすらないとかいう事例は
下を見ればキリがないんですが、最近のモデルワーゲンのトリセツと比べれば不親切なのは確か、と言っておきましょう(^^;

●足回り
よしなしごとはさておいて、本題にまいりましょうか。まず足回りから。

▲フレームは精度がよく、位置決めもしやすく、一気に組めました。
動輪の押さえ板は、なんとロスト製です。
▼メインフレームとアイドラーギア保持の為の内板は、付属のアルミのジグで容易に位置決めできます。

▲手前にあるのは集電ブラシの基板。今を去ること十ン年前、大枚はたいて井笠のコッペルを買ったとき
それまでのPUシリーズやキャラメル搭載機とはダンチのすばらしい走りに涙したものですが、その秘密のひとつが
この凝った集電機構です。フレームの孔に絶縁ブッシュを介して通した丸頭のピンを、このU字状のスプリングで圧して
動輪の裏を擦るというもの。外からはまったく見えないうえ、車高に影響を与えることもない理想的なブラシです。

この基板を固定するための、雌ネジが切られた段付ブッシュをフレーム上板の裏側からハンダ付する必要があるのですが、
フレームを組んでからだとコテが入らず苦労しますので、先につけた方がよいです(→先に付け忘れて苦労した私^^;)

続けて足回りで注意すべき点は、まずシリンダブロックです。
ロスト製の本体に、孔のたくさん開いたプレス製のL型ステーをハンダ付し、最後にフレームにビス2本で固定するのですが、
このステーの孔の精度がどうもよろしくないようで…
まず、ステーの孔とロストのダボが位置が合っていないので、ハンダ付の前に孔を極細ヤスリで広げねばなりません。
さらに、いざフレームにビスで留めてみると、シリンダの位置が左右で思いっきりズレる(~~;)ので、もう一発ステーの孔広げが必要になります。

いま一つは、フロント側のカプラーの台座(部品番号5-7)
これは井笠や木曽のコッペルの完成品でもそうだった(ということはたぶん頸城も丸瀬布も)のですが、
カプラーをケーディー#1025に換装する場合、台座とカプラーポケット本体双方を相当ヤスってシェイプアップしてやらないと
キツくて嵌まらないのです。この点はキットでも直っていませんでした(^^;)
対処は、台座をヤスって高さを0.5mm程度落としてやり、なおかつ端梁の開口部(これは後方も同様)の
天地をヤスリで軽く広げてやることです。
裏を返せば、ケーディーを付けるつもりのない方は、別に無視していただいて
構いません(付属のロストの朝顔はそのままでも難なく嵌まります)。

動輪とギアを入れ、動力のベンチテスト。スムースに回ることは確認できました(^^)。
なお、動輪は片絶なので当然向きを合わせなければいけませんが、どっちが絶縁側なのか見た目ではほぼ判別不可能だったりします。
そのため、テスターを使うか、それがなければ(乱暴ですが)パワーパックからの電線を宛てがってショートさせてみて
見分けるようにしましょう。

じつは一足先にこのキットを組まれたKMCの小倉工場さんから、
「板バネの上下の向きが、現物とトリセツ及びイモンの広告写真で違ってるけど、どっちが正しい?」という
お話がありましたので、この機会にお答えを…これは現物通り(↑写真)でOKです。
実物でもバネの向きはまちまちで、頸城2号やこのキットのプロトタイプに近い赤穂鉄道の4号は↑の写真同様、
井笠の1〜3号は逆でした。ご参考までに…
 

…このキットの話はto be continue.っス^^


★2005年1月20日

いや〜すみません、3ヶ月半ぶりです…(^^;)

このところ作っていた模型がやっと出来たのでひさびさの更新ネタにしたんですが、
ガサがあるので番外編としました。こちらをドーゾ。


過去ログ目次へ

◆作業部表紙へ