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小口川沿いに息づく2'6''軌道


新"エンジン"の角度
―――ついに?ベールを脱いだ新車―――

update:2005.10.23



▲種車であるパジェロの三菱マーク付グリルも誇らしい?新エンジン。塗色は常磐線の103系によく似たエメラルドグリーン。
 
 

る2003年8月に、製作中の姿をキャッチした水口建設(小口川軌道)の新しい機関車が、ついにラインオフし軌道の本線上にその姿を現した。
 ごらんのように、いままでの文法通りに(!)仕上げられたその姿に、皆様も感じる思いはさまざまであろう(^^;)。
 今回は軌道が動いていると思われる平日を狙って現地入りしたものの、あいにく山の現場は休みで当然機関車は動いておらず、詳しい事情を訊ける関係者の方もいなかった。したがって今回のレポートは、あくまで軌道の起点に留置されていた現車の“見たまま報告”であることをお断りしておく。(撮影すべて2003.9.12 小口川軌道の起点にて)

 


望遠で撮った前面と背面。従来機に比べ異様に高くなったキャブが目を惹く。いっぽう背面は妻板がなく、まったくの吹きさらしだ。
 


▲サイドビューはごらんのとおり。なんとも風通しのよさそうなキャブである。
 


左上:ボンネットを開いた様子。/下:エンジンルームの眺め/右上:パワーステアリングのベルトは無用のため外されている。


 
 
 


▲屋根の四隅には穴の空いたステーが張り出している。台枠のフックと併せ、吊り上げ移動を考慮したものか。
なお、キャブの支柱は従来はアングル材だったのが、この機体では角パイプとなっている。
 


▲エンジンフードは種車のものの巾を詰めて流用。この点は20年前に先祖返り?
 


▲フロントの下半分はカバーもなくムキ出し状態。オーバーヒートを慮れば致し方ない処置ではあるが。
 

 
▲例によって自動車そのもののコクピット廻りを見る。シートの背ズリは、なんとキャブの支柱にメリ込んでいる。
ダッシュボードの切断面は、ウレタンがムキ出しになった上からコーキング材らしきもので覆ってあるだけ。
 


▲助手席側にフューエルタンクが鎮座するのは従来同様。中央に覗くトランズファーは、車輛が動くと回転部が回るのが見える。
台枠後部の手スリらしきものがヒン曲がっているのは、2号機の時代からのデフォルト(?)。
 

  
▲動輪廻りの様子。種車のフロントアクスルから左側に見えるチェーンで前輪に落とし、さらに右側のチェーンで後輪に伝導する。
 


▲前後輪がチェーン伝導のため、軸受は加藤や酒井といったマトモな?産業用機同様、前後方向にアジャスト可能。


<補遺>

2004年9月に現地を訪問されたSakamoto氏撮影の
新エンジンの本線上における姿
(キャブ背面に荷物掛けが追加されている)
 


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