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小口川沿いに息づく2'6''軌道


その他の車輛たち

機関車に牽引される台車(トロッコ)、および索道終点―軌道起点連絡用のトラックについてご紹介。

update:2017.10.20
(索道終点-軌道起点連絡用トラック 加筆修正)
   

トレーラー  

2軸木製台車(I)

(?〜1970年代後半?)

1976年に訪問したA氏撮影の写真に写っていたトロッコ。
“ハコ”付きであるという他に、1981年以降に撮影された写真に見られる台車(=後述の木製台車(II))とは明らかに台枠形状や車輪が異なる。
 


▲2点とも1976.9   P:匿名希望A氏


ナベトロ

(?)

1976年のA氏撮影の写真に認められるが、詳細は不明。
 
 

 


▲1976.9   P:匿名希望A氏

2軸木製台車(II)

(?〜2002頃?)

木製台車(I)同様、昔ながらの“トロッコ”。近年でも主に資材の多いときには活躍する姿が見られた。
2003年現在、破損した台枠のみが軌道起点に放置されている。

台枠全長1,900mm
台枠全幅1,110mm
軸距560mm

(*以下、文中の車体寸法は全て筆者の実測値)
 


▲1997.8.12


▲2003.9.12


2軸鋼製台車(I)

製造:佐藤工業北陸支店
(1980年代後半〜 )

内側保持の軸受や複雑な形状のカプラーなど、全体の造作はマイニング系のトロッコによく見られるタイプである。

'90年代以降の主役台車であったが、坊主岩太郎氏のレポートによれば、2010年時点では軌道起点に放置状態であり、後述の2軸鋼製台車(II)にその地位を譲ってしまった模様。

台枠全長2,510mm
台枠全幅1,200mm
軸距900mm
 


▲1996.8.13


▲2003.9.12


2軸鋼製台車(II)

(2002?〜)

木製台車(II)の車輪・軸受流用により現地で作られたと思われる台車。アングル材を組み合わせた台枠にコンパネを嵌め込んだだけ、というなんとも素朴な造り。

台枠全長2,505mm
台枠全幅1,020mm
軸距914mm

 


▲2003.9.12

ボギー鋼製台車

(1980年代後半?〜)

小口川第三発電所のヘリポートに降ろされた大型資材の構内移動に用いられる。この軌道の中ではケタ外れに大きな体躯ゆえ、本線への進入は不可能。

全長4,000mm
全幅1,995mm
台車中心間2,000mm
台車軸距750mm
 

▲1991.8.7
索道終点-軌道起点連絡用トラック

日産 ホーマー

T20型
(197X?)

1977年にH.T氏が撮影された写真で確認できる個体。荷台はフラットタイプ。
ウインカーの形状から、型番がT640→T20に変わった1972年以降のモデルと判別できるため、導入時期も最短で1972年ということになる。
下記のダイナの導入で引退したものと思われる。
 

    1977.8.29  P:H.T

トヨタ ダイナ

U10系 3000cc 最大積載量2,500kg
(198x?〜1996)

少なくとも1981年以降活躍が確認されている。
エルフ100の導入で引退するも、現車はその後長らく軌道起点に放置されていた。

 

▲2003.9.12

いすヾ エルフ100

日産 アトラス10(F23型)OEM
最大積載量1,000kg
(1996〜 )


▲2003.9.12

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