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 番外編

■ワールド工芸(N)8100のキット組立メモ

2004年の秋。ワールド工芸からNゲージで8100のキットが発売されました。
Nゲージで炭鉱鉄道をやっている身には積年の夢!であった“日本型”BLWテンダーが
ついに製品として登場したわけで、思わず色めきだったのはいうまでもありません。
折りしも、炭鉱鉄道好きも多く集まるみのるさんの掲示板でさっそく競作のハナシが出て、それにまんまと
乗って(乗せられて?)しまい、3ヶ月近く悪戦苦闘(^^;)の末ようやく完成、大胆張鉄道5号機として就役を果たしました。

このモデルの公式?な紹介は、競作の主催者・みのるさんのサイト『8100十人十色』に載せていただきましたが、
書ききれなかった(つうか、書いてもうざったくなる^^;)瑣末な点について、とりあえずこの頁にタレ流してみることにします。
コンテンツとしては不完全な覚え書きレベルに過ぎないものなので、以下、見たい人だけ見てください(無責任な)。


▼どこをどうイジったか、など
…を、試しに書き出してみたら、けっこう膨大な量になってしまいました(^^;
こりゃ時間かかってもしょうがないよネ、と自分を慰めてみる(謎
 

【エンジン上回り】
・ヘッドライト:銀河製ロスト(#N-308)使用。レンズはMV PRODUCTS #LS22
・煙突をドリルレース加工してテーパー無しのストレートに
・パイピング:砂撒管はφ0.25真鍮線、空気管はφ0.35・φ0.4洋白線で新製
・ボイラ手スリはキットのエッチング抜きパーツだが、本体ハンダ付後ルーターで角丸め
・コンプレッサーチリコシは銀河 常磐無線アンテナをベースに作製
・汽笛をφ0.5真鍮線+φ0.5×0.7パイプの組み合わせで作製、スチームドームに孔開けのうえ取付
・発電機にφ0.3洋白線による排気管取付
・右側エアタンク後方の、逆転器ロッドのカバー?らしき物体をプラ型材より作製
・ボイラ内に鉛板より作成したウェイトを搭載

【エンジン足回り】
・先輪:KATO9600用φ5.2片絶スポークに換装
・先台車:カプラーに当たるのを防ぐため、先輪保持はデフォルトのビス留めではなくパイプで直接車軸を保持する方法に加工
・フロントデッキ新製。先輪絶縁のためt0.25プラバンにて作製
 先台車バネカバーはキット付属の挽物ヘッドライトの流用、ブレーキ管はφ0.4洋白線より
・カプラー:ケーディー(マイクロトレインズ)#903使用
・スノープロウ:銀河の真鍮プレス製旧製品のステーを加工、1本のビスでカプラーと一括固定
・解放テコは洋白線より新製
・スライドバーをロスト製シリンダー本体に直付け加工
・動輪々芯:バランスウェイト周辺のスポーク孔をエポキシパテで埋めたのち、バランスウェイトを扇状に加工
・右側第三動輪にドリルレースで溝切り、KATOのゴムタイヤ(動輪φ7〜8クラス用)を装着
・動輪とギアの固定は、万が一の分解整備に備えてゴム系ボンド(コニシ GPクリアー)で接着。目下実用上支障なし
・集電ブラシはステー折損のため取付せず。
アララギ式ギア(左記リンク先blogのカテゴリ『8100のこと』参照)の採用
 ウォーム:だるまやM0.25をφ1.0×1.5パイプを介して取付
 ウォームホイール:だるまやM0.25・32枚歯右ヘリカル2枚おろしに、ワールド 真鍮製M0.4・10枚スパーをハンダ付したものに換装
 フレームのギア固定ビス孔の皿モミ
・モーターをアルモーターRN-0813Sに換装。
 キット付属のワールド2719Wは、規定電圧(公称9V)以上での連続負荷時損傷しやすいため(…規定外電圧で使うオマエが悪い?そりゃごもっとも^^;)
・ドローバーのメス孔にφ0.2燐青銅線で補助接点追加
・フレーム内側の第1・第2動輪間と第3動輪後方にウェイト追加
・左側キャブ下にワールド ロスト製泥溜め取付け

【テンダー】
・ボギー台車にφ0.2燐青銅線製の集電ブラシを取付け
 進行左側は台車にアース、連結時にテンダーのドローバーボスを通じてエンジンのアース側に通電
 進行右側は床板裏側に絶縁材を介して貼付けた燐青銅板を経て、ジャンパ線様に曲げたリード線先端を、
 連結時にエンジンの絶縁側フレームより突出したラグ板の孔に挿し込むことにより通電
・ボギー台車のボルスターは、珊瑚の真鍮製段付ボス(品番・用途不明)+エコー真鍮ワッシャを利用して新製
・テンダー本体の、ボルスター真上にくる梁に1.4mmナットをハンダ付け、台車とテンダー上下の固定をビス1本で同時にできるように変更
・増炭囲いを一段分切除
・ヘッドライト:銀河テンダー用ホワイトメタル製(#N-328)使用。レンズはMV PRODUCTS #LS22
・集電安定のため、テンダー内ボギー台車中心上辺りにウェイト(タミヤ ミニ四駆用)接着
・カプラー:指定通りケーディー(マイクロトレインズ)#2004使用
・スノープロウ:銀河 気動車単線用(#N-226)を加工、カプラー下部にゴム系ボンドで接着

【塗装と仕上げ】
・全体塗装:
 マッハシールプライマー吹付後、黒染スプレー(トビカ トップガード<マットタイプ>)吹付
 キャブ側窓枠はMr.カラーのウッドブラウンを筆差し
・ウェザリング:
 ハンブロール(主に上回り#66・下回り#29)をドライブラシ、乾燥後さらにパステルで仕上げ
 ウェザリングブラックを主に煙室やテンダー軸受回りに擦付け
 ロッドはトビカ筆塗り後パクトラ(タミヤエナメル)のスモーク+クリアオレンジで仕上げ
 動輪はマッハ黒染液で染色。輪芯はトビカにて塗装後、ネオリューブ+Mr.カラー 銀のドライブラシ
・ナンバープレート:タヴァサ 炭鉱蒸機用の中から美唄5号機用を使用。
 地色は青(小田急ブルー)なんだが汚しすぎてわかんなくなっちまったorz
・キャブ社紋は白ディカールを菱形にカットしたもの。固着はソルバセット
・テンダー石炭:イモンN用石炭をラッカー含浸により固着

【走行性能(牽引力)テスト結果】
KATO デスクトップレイアウトにて、スロットル手放しで、勾配で止まらない程度の速度での連続周回
 デフォルト:KATOセキ3000×5輛+KATOオハ31×1輛
 ゴムタイヤ装着後:KATOセキ3000×10輛+ボギー客車×2輛
・平坦線(KATOユニトラック R216によるエンドレス)
 (ゴムタイヤ装着後):KATOセキ3000×37輛+ボギー客車×4輛(於・カルタゴ'05新年会


▼製作過程画像羅列


2004.10.24  マヌケにも初回生産分は買い逃してしまい、再生産分入荷を待ってようやくゲット、
中身を早速タッパーにブチマケる。関係ないモーターが並んでいるのは当初換装を考えた証拠。


2004.11.4  フレームとテンダが組み上がったところ。


2004.11.12  足回りを組み上げテストラン。ギアは早速アララギ式を採用(^^)


2004.11.22  エンジン上回りを仮組み


2004.12.4  ようやくボイラ廻りパイピングに着手



2004.12.6  やっとこさ生地完成。それにしてもハンダ跡のひどいこと...orz


2004.11.29  裏側はこんな感じ。フレームの隙間にもウェイトを詰め込んだ。


2004.12.8  片側の第3動輪に(ガマンならず)ゴムタイヤ装着!


2004.12.27  本体をトビカの黒染スプレーで塗装。前デッキと逆転ロッドカバー?はプラ細工で追加。


2005.1.2 ウェザリングや石炭搭載等が未だだが、ナンバーも貼り付け一応の竣工。カルタゴ新年会当日の朝。
 

実をいうと、ワールドの動力車キットを塗装・完成に持ち込んだのは初めてだったりします。
細かいパイピングにも苦労しましたが、何よりも
足回りの調整・改善にひたすら泣かされたキットでした。
メンテのために動輪が外せない動力車はつらいよ(~~;

update:2005.1.20


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