−私の知っている田舎電車−
銚子電気鉄道 
▲デハ702とデハ301の離合 笠上黒生 1989.5.14 F-1N 50mm KR

「ぬれ煎餅を買って下さい!! 電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」
2006年も押し迫った晩秋のある日、HPから発信されたこの一言で、ネット上を震源に一躍全国区の話題となった銚子電鉄。

しかし、この鉄道の存廃の危機はなにも今にはじまったことではなく、前身といえる銚子遊覧鉄道の開業以来、幾度となく苦境に立たされてきた。見た目の点でも、旧い電車がよれよれの草生した線路の上をゆっくりガタゴトと往き来する風情は、かれこれ何十年も変わっていない。地方のローカル線としては比較的列車密度が高い(概ね1時間に2本)ことを除けば、“昭和の田舎電車”のテイストを色濃く残す最後の鉄道だといっても過言ではないだろう。

ところが、一見ダメダメなようでいて、一般の私鉄では真っ先にオープン構造の遊覧客車を導入したり、一部の駅を観光客誘致のため大胆に改装したり、さらには副業の“ぬれ煎餅”を押しも押されぬ銚子の名物に育て上げたりなどと、なにげにスマッシュヒットも飛ばしつつ、しぶとく鉄道の存続にこだわり続けている。

それでも、さすがに今回はかつてないレベルの危機に面している。以前から幾度か足を運んだファンの一人として、ささやかなエール代わりに、と言うのもおこがましいが、同社の'80年代の様子を中心に画像をお目にかけたくアップしてみた。ぜひ、“ぬれ煎餅”片手にご覧のほどを…


▲ご存知、マスコットのデキ3 1989.5.14  F-1N  50mm  PKR

 


▲一面のキャベツ畑の中をゆくデハ701 西海鹿島―海鹿島  1987.1.15  SPF  28mm  KR


▲デハ801に牽かれて走る『澪つくし号』ユ101の車内  1989.5.14  F-1N  50mm  KR
 


▲長年変わらぬ風情の外川駅とデハ801  2006.12.10  R1
 


 
Outline
銚子電気鉄道株式会社
銚子―外川 6.4km
・軌間=1,067mm
・動力=電気 直流600V(大正14/1925年〜)
・開業初年=大正12/1923年
・駅一覧(2006年現在)
銚子(総武本線)仲ノ町−観音−本銚子−笠上黒生西海鹿島−海鹿島−君ヶ浜−犬吠-外川

*太字=駅員配置/斜体字=交換設備有/橙文字=国鉄・他社線接続/黄文字=車庫所在地

・車輛
<昭和62/1987年1月現在> EC 6輛/EL 1輛
<平成19/2007年1月現在> EC 6輛/EL 1輛/PC 1輛

Contents <Now Under Construction!>


Gallery 80年代編

Gallery 90年代以降編

銚電駅めぐり

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