第3回JAMコンベンション
極私的レポート

去る8月16(金)〜18日(日)の3日間、東京ビックサイトにて開催された
『国際鉄道模型コンベンション(通称:JAMコンベンション)』の様子をごらんにいれます。

…ただし、
内容は筆者自身が興味を持ち、なおかつ
たまたま写真も撮ってあったものに
限られたりしますのでご注意(^^;)


その名も“三日間レイアウト”!

手だれの地面派モデラー5人(大野雅志氏・須々木裕太氏・松本謙一氏・御園生信明氏・諸星昭弘氏)がよってたかって
会場でレイアウトのシーナリー工作のライブを見せてしまう、という大胆な企画がこの“三日間レイアウト”。
初日はプラスターのカタマリだった物体が、草蒔き・植樹・ストラクチャーの設置を経て
ひとまずの完成に到るさまは、来場客にもなかなかインパクトを与えたようだ。要所々々の仕上げの巧みさはさすがだが、
作者たちの趣味を反映してかやや“和米折衷”?な仕上がりがほほえましくもある。
なお、完成した現物は今後ホビーセンターカトーで展示されるとの由。

★本項初回アップ時点で、上記1行目にて 御園生信明 氏の御名前を間違えて掲載しておりました。
お詫びするとともに訂正させて頂きます<(_ _)> (2002.10.5)


MP(モデラーズ・パフォーマンス)部門
出品作あれこれ
 

NGJ(ナローゲージ・ジャンクション)の展示作品より。
上は管 晴彦氏によるサトウキビ畑の軌道のモジュール。ともすれば
平板になりがちな題材を、巧みな線路やオブジェの配置でまとめ上げている。
  下は平野かずみ氏の馬力軌道のジオラマ。もちろん自走はしないけど
さりげなく空を舞う馬の手綱が動きを感じさせる佳品。


13mmゲージの大規模な組立式レイアウトをデモしていた
ノーブルジョーカーのもうひとつの目玉が、On2 1/2のジオラマ製作実演。
各種のドライフラワーを駆使したすばらしくリアルな草木に惹きつけられた。



 

日本が生んだトイトレイン・プラレールを“Pゲージ”と称して積極的にデモする
あずさかいじ鉄道の展示。よく見るとこんな製品あったっけ?てな車輛も
ワンサカ…じつは手の込んだ自作や改造車輛だったりして二度ベックラ(^^;)


小池令之氏のHOn(9mm)トロリーレイアウト・“サカマチ軌道線”。
狭い街並の中、目のくらむような坂道と急勾配を、イコライザ+スーパーキャパシタ搭載の電車が、
ジッといって止まる…こともなくクイクイと切り抜けてゆくさまは、見ていて痛快のひとことに尽きる。
本線にさりげなく仕込まれたガントレットにも注目。
 


路面モジュール

すっかり恒例となった、RMM誌の“路面モジュール推進委員会”の
展示から、気になったものを二、三。


かつて不忍池沿いに都電が走っていたころの上野公園界隈をモチーフにした
中込浩二氏の作品。モノレールがジーコジーコと行ったり来たりするギミックがたのしい。
 


都電・丸の内線・中央線が一堂に会する御茶ノ水の情景。プロトタイプでは
都電の軌道は画面右方に向けて下り勾配となっているのだが、
モジュール規格では本線区間の勾配はご法度。そこで、背後の土塀や川の護岸に
微妙に角度をつけて、さも勾配があるように見せかけている。粕谷侑司氏の作品。
 


車庫のセクション。未完成ではあるが、スペースやモジュール規格との
せめぎあいの結果か、各社ポイントの見本市化しているのが壮観。武 哲也氏の作品。
 



一部のファン(筆者含む^^;)待望?の単線規格策定がついに動き出した。
下は路モジ委員の日暮成一氏みずから手がけた江ノ電風のプラクティス。
従来の複線規格との並存をどうするか…など課題は多いようだが、成り行きを見守りたいもの。


 
◆つぎのページへ
 


  
◆作業部表紙へ